名古屋市新人戦初日を観戦しました。 1回戦は志賀中と2回戦は桜丘中との対戦でした。 2回戦敗退のため残念ながらそれ以降の試合はできませんでした。
試合内容は・・・ 選手は一生懸命やっているのですが残念ながら試合をするというレベルに達していませんでした。
バッティングは水物と言いますからとりあえず置いておいて守備は相手の攻撃を助ける『守備』でした。 簡単に言うと自滅。 ゴロもフライも捕れません。 捕球の体勢ができていないのです。 おまけにまともに投げられないからアウトがちっとも取れません。
1回戦の志賀中戦の5回15アウトの内訳です。
キャッチャーパスボール後の処理で塁間アウト 1 三振 8 ピッチャーゴロ 2 サードライナー 1 ファーストファールフライ 1 サードフライ 1 私の見ていなかったアウト 1
ピッチャーゴロ以外の内野ゴロはありません。 飛ばなかったわけではないのですがアウトにできなかったのです。
2回戦の桜丘中戦の4回0/3の12アウトの内訳は セカンドフライ 1 三振 2 ピッチャーゴロ 2 ファーストゴロ(バント) 1 セカンドゴロ 1 セカンドフライ 1 外野からの返球でアウト 1 ライトフライ 1 ショートフライ 1 センターフライ 1
普通は最も多いサードゴロ、ショートゴロがひとつもありません。 左バッターが少なかったせいもありますがピッチャーがかなり気を使って右方向に打たせたような気がします。 ショートゴロが飛べばあの深い位置の守りでは全部内野安打です。
1試合目のあとにちょっと顧問の先生と話をしました。 私はランナーが出てもランナーなんか気にせず1つづつアウトを重ねていったらもう少しまともな試合ができるのではないかと言いました。 でも先生はここで1つ勝っても次には絶対負けるのだから勝つことよりランナーが出たらこういう守備体系にするということを覚えさせたほうがいいとのことでした。
簡単に言うと私はランナー3塁で前進守備は必要ない。 どうせ内野の返球でタッチプレイなんてできないのだから普通の守備で1塁で刺した方が良いと言ったのです。
先生はランナー3塁の時はたとえできなくても前進守備でバックホーム。
昔と違って完全な学校の部活ですから部外者があれこれ言うことはありませんが練習試合ならともかく公式戦くらいは勝ちにこだわっても良いのではないかと思いました。
はとり中に負けるところを見たかった。たとえどんな結果になろうとも。
昔、まだ原中が強かったころ1回戦で原中と当たるチームの父母が言ってました。 名もないチームに負けるより原中と対戦し負けたいと。
私は当時は他のチームと当たれば勝てるかもしれなかったのに運が悪いなぁ・・・と思っていましたがその父母の気持ちが最近ようやくわかってきました。
|
|