大和路まほろばツーデーウォークは『まほろば』という言葉に誘われて中身を全く考えずにエントリーした大会でした。
なんとなく牛車に揺られお公家さんが・・・・なんてロマンチックなコースを頭に描いていました。
ところが現実は・・・1日目は山登りでした。
10kmほど平坦路を歩いた後、標高583mの高取城跡まで6kmの急勾配の上り坂です。
普通のウオーキングコースはアップダウンがあるのですがこのコースは6kmのアップアップアップです。
でも地獄はその後でした。 下りはどろどろの滑る道を4km。
おまけにウォーキングと関係ない登山客がいっぱい登って来ます。
登山は登り優先なので人が1人通れるかどうかの足場の悪い道で崖に張り付いて登りの人をやり過ごすことの連続でした。
『まほろば』というタイトルがなければ間違いなく私の『日本の二度と歩きたくないみち500選』にノミネートされています。
当日は朝3時半起床。
3時50分に出発。
植田インターから名二環に入り伊勢湾岸道を走り名阪国道を通り天理インターを降りました。
そこから橿原神宮までは30分。 6時半に到着でした。
最初に行ったのがトイレ。 ポケットティッシュを持っていったのですがちゃんとペーパーがありました。
そして狭い会場を一回り。
そうして受付を終えゼッケンを書いていると隣にどこかで見た人が・・・
先日のスリーデーマーチでも会ったSさんご夫妻でした。
たぶん知っている人には誰にも会わないだろうと思っていたのですが・・・
そしてびわ湖長浜で並歩していただいたnovchanにも再会。
彼女のブログは http://d.hatena.ne.jp/novchan/
出発式にはあの有名な「せんとくん」も登場しました。
そして出発。
古都の雰囲気の中で歩く楽しい行程でした。 膝の痛みもなく絶好調で飛ばしました。
途中で仲の良いカップル発見。
手を繋いで歩いてました。ご夫婦か、恋人同士か・・・
うらやましい・・・・ちょっと嫉妬
10kmほど軽く歩いた後で役員の人が「ここから5kmはずっと上り坂」と言ってました。
でもアップダウンよりひたすら登りの方が精神衛生上良いと思いました。
ちょっと登ってちょっと下ると登った分がもったいないと思えるのです。
ひたすら登りなら割り切ってがんばれます。
後は下りだけです。 下り坂の写真はありません。
写真を撮る余裕はありませんでした。
ずるずる滑る急坂と登りの登山者の群れ。
神経をすり減らしました。
下山後20kmコースと合流してからは名所旧跡のオンパレードでした。
キトラ古墳、高松塚古墳などなど。
楽しかった1日目は終わってしまいました。
その後はすぐに会場を離れ帰宅の途に。
しかし亀山から四日市まで渋滞に巻き込まれ家に着いたときには心身ともに疲労の極。
高速を使ったことを後悔しました。
そして風呂に入って9時には就寝。